21 ストレスのカラクリと対処法を知ってアトピーを治す方法

大人のアトピーと子供のアトピー。
その大きな違いはストレスの占める度合いでしょう。子供のアトピーはストレス対策よりも「胃腸の健全化」だけに的を絞って、徹底すれば上手くゆくケースが大半です。

ところが重症化した大人のアトピーは「胃腸の健全化」だけでなく、総合的なストレス対策、つまりメンタル面のケアにまで目を向ける必要があります。

消化器系と自律神経系。このふたつは生命の土台であり、人体の全ての器官に影響を与えています。ここでは消化器系からのアプローチを「胃腸の健全化」、そして自律神経系からのアプローチを「ストレス対策」と位置付ければ分かり易いと思います。

大人のアトピーの背後にあるもの

ストレスは病気と密接に関係している。と私は思います、ストレス減るとアトピーも治る!とまでは言いませんが、それでも情緒が安定すれば、少なくとも痒みはマシになります。

ストレス対策に関しては多くの人が多くの自説を展開しているので、素人の私がとやかく言うつもりはないのですが、ここでは私自身の経験とやり方を紹介しておきます。

まずストレスには実体がありません。

極端な例を挙げれば、AさんにはイライラすることがBさんには生き甲斐になったりすることもあります。実際、私は部屋にモノで溢れるとイライラするタイプですが、逆に、いろんなモノに囲まれていないと不安になるタイプの人もいます。

つまりストレスとは実体のないもの。

言い換えると、絶対的な基準や客観的な尺度では測れない。と言うこは、私達は日頃、全く実体のないものに対して怒りやイライラ、不満などマイナスのエネルギーを自分自身に注ぎ込んでいることになります。

実体のないものに対して怒りや不満を抱いている自分。シチュエーションや物語は違っても、これがストレスを感じている時の自分の姿。

では、どうすればよいのか?

それは、自分の体と心を丁寧に観察する。これが一番効きます。で、ポイントはココ。「丁寧に観察」の部分。 これはメンタル(精神面)からのアプローチとして、アトピーを治す場合かなり有効です。実際、これはストレス対処法として今も私やっている方法でもあります。

繰返しますが、ストレスを感じた時にはどれだけ平静な心でいられるか?ここが大事。

自分の身の回りで起こることに対して、どれだけ自分事ではなく第三者的な立場として俯瞰できるか?ここでしょう。

逆に最悪なのは、その渦の中で自分自身を見失ってしまうこと。はまり込んでしまうことです。

なぜなら、ストレスによるネガティブな感情は真っ直ぐに見られること、平静に見られること、そのように観察されることを極端に嫌うからです。

少し難しいですか?

これは何度も練習しないと、話が分かりにくいかも知れませんね。
でも、やろうと思えば誰でもできるので、試してみる価値はありますよ。

自分を自分事として観るのではなく、第三者的な立場で俯瞰するのです。

心の動揺は対象との同一化から

ところで、心が揺れ動いている状態、心が動揺している状態は辛いものですね。で、これが続くと間違いなくアトピーも悪化します。多少のタイムラグはあっても、心の状態は必ず自分の体に跳ね返ってきますから。なので可能な限り、心は平静な状態を維持する事が好ましいのです。

例え話をします。

街で、他人同士がケンカしている様子を思い浮かべて下さい。
ケンカの原因は肩が触れたとか、そんな些細な内容です。

でも当事者は互いに熱くなっている様子。
ところで、それを観ているあなたはどんな感じですか?ケンカの当事者のように熱くなっていますか?頭に血が上って、カーッとなっていますか?

全然、そんなことないですよね。
冷静ですよね?「どうしたの?」って、客観的に状況を観察できますよね?

では少しシチュエーションを変えてみます。
この喧嘩、よく観ると一方はあなたの知人です。しかも普段から仲の良い。どうですか?

さっきと同様、冷静でいられますか?喧嘩と言う対象。喧嘩の当事者。そして自分。で、その距離、少しだけ縮まりませんか?では次。コレが知人ではなく、自分の兄弟や子供、身内だったら?さてどうでしょう?喧嘩との距離感はどうなるでしょう?喧嘩と言う対象。喧嘩の当事者。そして自分。距離、一挙に縮まりませんか?で、最後に。これが知人ではなく自分なら。さてどうでしょう?直面している問題との距離感とはこういうことです。

ストレスの究極的な対処法は「全肯定」

ストレスに対する究極的な対処法について。

取りあえず、理想の話をします。
例えば、身の回りで起こる全てを肯定すればどうでしょう?いや、全部は肯定しなくても、否定する回数を減らせばストレスはどうなるでしょう?

全然参考にならないかも知れませんが、過去、私の身に起こった出来事を紹介します。

一応「全肯定」と言う視点で読んで下さい。お願いします。
あれは私が30歳の時でした。アトピーが顔に出て精神的に参っていた頃の話です。それは仕事を終え、帰宅中の電車の中で起きました。

満員電車の中、私は発作的な猛烈なかゆみに襲われたのです。

それまでも帰宅中に猛烈なかゆみに襲われたことはありました。しかしその日の痒みは特別で全身に鳥肌が立ち、気持ちの悪い脂汗が流れ落ちていました。

数分間、ひたすら我慢した後、ついに限界が来たのです。
「駄目だ!」「次の駅まで持たない!」。次の瞬間、私は今まで経験した事のない別の星の住人のような世界に突入したのです。

「何、コレ?」「は?どーなった?」ココ、言葉でお伝えするのは困難。
「ん?かゆみ?」「で?どこから来たの?」みたいな感じで、とにかくもう完全にキレている。

で、キレてはいるのですが、一方では「醒めている」と言うか、何もかも全部肯定する世界(境地)に突入している。

で、体中をスキャンするように、「へ~ なるほど~」「はいはい。そーゆうことね~」みたいな感じで、全く他人事のようにかゆみを観察(俯瞰)しているのです。

すると次の瞬間、私はある事実に気付いたのです。
「痒くない・・・」。いや、厳密に言うとかゆみはあるのです。確かに皮膚に痒みは存在している。でも、痒みと自分を同一化していない自分がいる。

だから痒みは感じない。うまく表現できないけれど、とにかくそんな感じ。で、この時の感覚を一言で表現すると「全肯定」。要するに否定するものが何もない。こういうこが満員電車の中で起きたのです。

この例、かなり無理ありますね?

正直「伝わらんやろな~」と思いながら書きました。でも、「何もかも含めて全部肯定してしまえばストレスなんてない」。そんな世界(境地)もあることをお伝えしたかった。

ちなみにこの感覚は今でも散歩中、青空や桜の木を見て一体感を得た時なんかに起こることがあって、それはとにかく「全肯定」としか表現する術がないものです。(コレ、わかる人にはわかって貰えると思うのですが・・・)

さて、これで応用編は終わりです。

次からは、今までの記事の補足編になります。

よければ参考にしてください。

アトピーに人生を台無しにされる!と感じた時に読む記事