15 アトピーを治す食生活 

ご飯、味噌汁、お漬物、納豆を毎日の食卓に。飲み物はお茶が基本。グルテンの含まれた小麦粉食は極力控える。

読めば読むほど混乱する健康本

アトピーの時、時間さえあれば「健康」や「食事法」に関する本を眺めていました。で、これだけ情報を集めていると時折「これだ!」と思うものに出遭うんです。

で、こうなるともう周りが見えなくなる。私の悪い癖。で、ひたすら突っ走ってしまう。

「アトピー患者にはビオチンが不足!」と聞いてビオチンばかり摂取する人いるでしょ?あんな感じ。

「野菜スープで慢性病が消えた!」と聞けば来る日も来る日も野菜スープ。で、「次は何するの?」って妻に聞かれる始末。さすがに「チョコレート健康法」は手を出さなかったけど。

そんなある日、もう頭が混乱しました。
食事本を100冊も読むと何が本当で何が間違っているのか?逆に分からなくなります。

例えば野菜。

「野菜は火に通すとビタミンCが壊れます。なるべく生で食べましょう!」と言う説があります。その一方で「野菜のベータカロチンは脂溶性ビタミン。油で炒めた方が良い」と言う説もある。

次は塩分。

「塩分の取り過ぎは高血圧の原因。控えましょう!」と言う説がある一方で「塩分はしっかり摂取しましょう!」と力説する人がいる。と言うか、全てががこんな調子。

バランス栄養食って何?

当時は「バランスの取れた食生活。目安は一日30品目!」なんてキャッチコピーが流行りました。

これ、かなり気合を入れて取り組みました。

とにかくいろんなモノを食べることで、栄養のバランスが取れると思い込んでいたのです。

八宝菜に七味を掛ければ8+7で15品目。後は十六茶を飲めば15+16で31品目達成。これって楽勝?お笑い話です。

朝食はコーンフレークで栄養補給。バランス栄養食のカロ○ーメ○トは常食でした。

ちなみに「カロリー〇イト」の正式名称は「お菓子」です。実際、箱にそう書いてあるのだから間違いないでしょう。

笑わないで下さい。
これでも当時は必死だったのですから。

そんなある日、おばあちゃんの家に行きました。
当時、おばあちゃんは80歳を過ぎても元気で畑へ出ていたのです。

で、おばあちゃんは栄養のことなんて何も知らなかったけれど、いつも元気でした。

もちろんカロリーメ○トやコーンフレークなんて食べるどころか見たこともない。

そんなおばあちゃんにこのふたつを見せたら、こんなやり取りになりました。

・おばあちゃん:「コレ、鳥のエサか?」
・私:「違う違う。これ人間が食べるのや!」
・おばあちゃん:「コレ、工場で作るのか?」
・私:「多分。でも、これ栄養あるのやで」
・おばあちゃん:「栄養?でも生命力ないやろ?」

おばあちゃんの口癖はいつも、「シッカリご飯食べろ」でした。

今思えば、これって健康に対するおばあちゃんの小さな哲学だったのかもしれません。

■栄養より生命力

食生活で大切なこと。

それは主食(ご飯)をしっかり食べること。ビタミンやミネラルに気を使うより、こんな単純なことの方が大切です。

ところが今、私達の食生活はこの主食が疎かになっています。まったく主食(ご飯)を食べない子供もいます。コレはちょっとマズい。

私達は、ヨーロッパやアメリカ人ような小麦文化の民族ではない。パンやピザ、パスタもたまには良いでしょう。でも自分の経験上、日本人の体にはご飯が合うような気がします。

その証拠にコメの消費が減り始めた昭和30年以降、私達は変な病気に苦しみ始めました。

それまで病気と言えば結核等の感染症が主流だったのに、この頃から奇妙な慢性病が増え出した。

もちろん、アトピーもそのひとつ。

で、実際アトピーを治す場合には、おコメ以外の食品でお腹を一杯にしない方がいいです。特に子供のアトピーはそう。

私の同級生の子供は皆、これだけでアトピーを治しましたから。(もう皆、成人しました)。

で、それは白米より胚芽米、胚芽米より玄米と言った窮屈な話ではありません。そんなことにいちいち気にしなくても、普通にご飯(おコメ)を食べるだけでOKです。

とにかく国内で一番多く収穫できる作物、つまりコメを食べるのが安全かつ確実。

実際、この食生活が板に付くと体の調子も確実に良くなります。

消化に大量のエネルギーを消費するグルテン食(小麦粉)より断然調子が良くなるので、取り組んでみるだけの価値はあります。

さてアトピー完治への道 実践編も終わりです。どうでした?
やることなんて意外と少ないでしょ?

次からは応用編になります。興味のある方はご覧ください。

16 脱ステなんてしなくてもアトピーを治せる理由