11 胃腸の健全化 秘訣1 

どんなに体に良いものでも食べ過ぎては意味が無い。過食は厳禁。アトピーを悪化させてしまう。

胃腸の働きを元に戻す

「○○はアトピーに良いけど○○はダメ!」

食事の内容に気を配っている人は多いです。でもそれより大切なことがあります。意外かも知れませんが、それは食事の量。内容より量です。

食品添加物を避けることは大事。でも体に良くても食べ過ぎてはダメです。過食は胃腸に負担を強いるからです。そして慢性的に食べ過ぎると腸壁(バリア)は荒れます。

腸壁があれる。すると便通が悪くなります。その結果、疲れが残ったり、なかなか取れなくなったり。これって治癒力(回復力)が落た状態です。

風邪の時を思い出して下さい。

「風邪かな?」と感じた時、 大切なのは休息でしたよね?アトピーも同じ。まず胃腸に休息を与えなくては。

食事の量を控えて胃腸の働きを正常化させる。これが『少食』の意味。つまり腸壁に休息を与え、養生させるための対策です。

少食のコツ

ところが、少食は口で言うほど簡単ではありません。染み付いた食生活を変えるのは想像以上に大変だからです。

私の経験からすると、そもそも食欲とはお腹が減った時だけではありません。お腹が減っていなくても、食べたいものがあれば食べたくなる。

その証拠に、腹一杯でもケーキなら「別腹!」と言って食べるでしょ?

この傾向はストレスがたまっている時ほど顕著です。食欲とは厄介なもの。大体アトピー自体がストレス根源なのに、そこへ「少食!」「少食!」だと、必ずどこかのタイミングで反動が出ます。

その結果、ストレス爆発⇒ドカ食いのパターンへまっしぐら。

究極の少食実践法はコレ

これを回避するための方法を紹介しましょう。

ひとつ目は一口当たり最低50回以上噛むこと。できれば100回から200回以上噛めれば理想的。

噛むという行為は想像以上に大切で、胃腸薬がなくても唾液の消化酵素で十分です。

そしてこんな食べ方をしていると、普通は食事が前に進みません。凄く時間が掛かるから。ところが50回以上噛む狙いもここにあります。

噛んでいる間に満腹中枢が刺激されるまでの時間を稼ぐのです。こうすることで、満腹の一歩手前で箸を置きやすくなります。

また噛めば噛むほど食べ物が細かくなり、消化器官への負担を減らすことが出来ます。単純ですが、これだけで便通も良くなります。

次は、食欲と真正面から向き合わないこと。

例えば目の前にケーキがあるとします。この場合「食べたい!」「でも食べちゃいけない!」ってなりますね?でもこんな状況なら、もう食べてしまうのが正解。

「え?!」「そこを我慢しなくては?」と思われるかもしれませんが、こうなった時点ではもう既に負け。我慢すればストレスがたまるだけ。

だから、食欲とは正面から向き合う状況を作らないことが大事です。

とにかく避ける。ひたすら逃げる。これが正解。食欲に対しては真正面から戦わない。何故なら、それは最初から負けると分かっている戦だからです。

でも戦わないことでアトピーには勝てます。
アトピーとの戦いとはそういうものです。

それからもうひとつ。それは愚直であること。

アトピーを治せるのは愚直な人?

50回以上噛んて食べるなんて難しくはありません。誰でもできます。ここには難しい理論もスキルも無い。お金も掛からない。

要は実行するだけですが、実は大抵の人はやりません。いや厳密に言うとやり抜けない。

1週間程度やってみて効果がないと、不安になって止めるのです。

でもアトピーなんてこんな単純なことをやり抜くか、途中で止めてしまうか。結局、こんな所で決まる気がします。

それはアトピーの療法が100m走のような短期決戦ではなく、マラソンや登山のような長期戦であることに気付けないからでしょう。

要するに、戦い方を無視すると治せないのです。

ひとくちアドバイス

アトピーを治すために腸壁を修復する。そのために少食を実行する。そのために良く噛む。そのためには歯が丈夫でなくちゃいけない。

でもね・・・。アトピーの人ってホントに虫歯が多い(甘いモノが大好きだから)。

アトピーと虫歯。何の関係も無いと思っているなら、治療した方が良いですよ。

次に、胃腸の健全化の秘訣2に進みます。

12 胃腸の健全化 秘訣2