アトピーが不治の病なら、私って何?

ホームページ作成者の飛鳥 旬(あすか しゅん)です。

アトピーって嫌な病気ですね。私も散々この病気には苦しめられました。でもこのホームページは「自分はこうしてアトピーを治したのだから、同じようにすれば治ります」と言った思いで作成したのではありません。

1980年代、アトピー患者が入手できる情報は限られていました。このことは重症のアトピー患者だった私に厳しい現実を突き付けました。まだアトピー患者の数が少なく、マスコミによるステロイドバッシングが起こる以前の話です。

「治るのか・・・」「治らないかも・・・」何をやっても良くならない。そんなアトピーに対して、私は自分が不治の病に罹ったような気持ちに陥りました。あれから歳月が流れました。その間、このホームページ(過去3回更新)を通じて、多くの方々との交流・出逢いがありました。そして今、私はこんな風に思うのです。

なってしまったものは仕方ない。それならそれでさっさと治してしまえばいい。アトピーなんて長引かせてもロクなことはないから・・・。

お金の掛ること(モノ)ほど結果を残せない

アトピーを治すまでには多くの挫折がありました。この経験を踏まえてお伝えしたいことがあります。私の経験では、アトピーと言う病気は場当たり的な思い込みだけで頑張ってみても、時間とお金が無駄になる仕組みになっています。これを回避するには完治までのプロセスをしっかり把握して、確実なステップを踏むことが大切です。

この点、医療機関の治療では、どうしても対症療法的なアプローチに終始しがちですね。(医療機関の方ごめんなさい。決して否定してい訳ではありません)

この際ハッキリ言っておきますが、アトピーは「不治の病」ではないです。また「薬で症状をコントロールするだけの病気」でもない。アトピーは誰もが「治そう!」と覚悟を決めて治せる病気。つまり、ごく普通に治せる類の病気。私がお伝えしたいのはこの点です。

一方、「3週間で辛いかゆみがピタリと消えた!」「1週間で肌がみるみるキレイに!」
アトピーに関する限り、この手のキャッチフレーズはもう卒業した方が良さそうです。
もう薄々お気付きの方もいると思いますが、どんなに高価なスキンケア商品を使っても、どんなに高額な治療を受けても、それだけでアトピー消えることがありません。この現実はもう既に多くの方々が実証済みです。

なので、こっちの方に気持ちを向けない方がいいです。私の経験上、アトピーを治す場合、お金の掛ること(モノ)ほどダメです。逆にお金の掛らないシンプルな方法で十分治せるように思います。

アトピーを治すのは誰?

物事には原理原則があるように、アトピーを治すにも法則みたいなものがある気がします。私が過去、アトピーに連戦連敗した理由も、この原則を知らなかったからでしょう。

当時、私はこんな風に思っていました。「医者は病気を治すプロだから、指示通りにやってればそのうち治るだろう」。コレ、早い話が「家を建てるのは大工の仕事。病気を治すのは医者の仕事」と言う論法です。そこには自分が積極的に関与するスタンスはありません。

ところが、アトピーにはこの論法が通用しなのですね。で、この論法のまま時間が経過すると、アトピーはどんどん悪化する方向に進む気がします。この経験から得た教訓。それは、アトピーは「自分で治す」病気だと言うこと。

但し、誤解の無いように補足します。「自分で治す」と言うのは医療機関を否定した表現ではありませんから。例えば事故に遇ったとします。交通事故のように一刻を争う状況では、患者が自ら出来ることなんて皆無ですよね。従って治療は全て医師や病院のスタッフに委ねることになる。これは当然の話で、到底「自分で治す」なんてできません。で、このような状況下では医師の力量や医療設備の有無が患者を救うための大きなウエイトを占めることになるでしょう。野戦病棟では救える命も救えないでしょうから・・・

でも、私の言う「自分で治す」は、これとは全然違います。つまりアトピーを治すには「医師の力量」や「設備の優劣」より、患者自身の地道な努力の方がウエイトが大きい。って話。はっきり言って、アトピーを治すのに最先端の治療&設備は関係ない気がします。それより一見地味でも、手間暇かけた地道な生活指導を行っている医療機関の治癒率が高い点に注目した方が良いと思うんです。

薬でアトピーを治す?

またこれも私の経験則ですが、アトピーは薬で治すような疾患でもありません。この事実を裏付ける話をしましょう。ご存知のプロトピック軟膏。これはもともと臓器移植の際に患者が服用していた「タクロリムス」と言う免疫抑制剤を0.1%に薄めて外用薬にしたものですが、1993年から症例を積み重ねて1999年に厚生労働省の認可を得て販売に至っています。

このプロトピック軟膏。実は臨床現場やアトピー患者にはあまり評判が良くありません。 理由はいろいろあると思います。でも私自身はそれなりに評価しています。だって「皮膚萎縮」や「赤ら顔」と呼ばれるステロイド特有の副作用は無いですから。それに長期投与に伴う副作用も今のところ報告されていない。なので「アトピー治療に画期的な新薬」と言う評判もまんざらではなかった。

でも・・・。プロトピックの発売以来、アトピー患者の数が激減したかと言えば、そんなことはありません。確かに治療の選択肢は増えた。 でもそれだけ。つまりアトピーに画期的な新薬が開発されても、それだけでは根本的な解決策にはならない。これってある意味、風邪薬と同じですよね。風邪を直接治せる薬は開発できませんから。

なので結論から言うと、アトピーを本気で治すなら薬頼みはダメなのですね。薬がダメなのではなく、薬に依存する姿勢がダメと言う意味ですよ(念のため)。で、私の場合?はい。お察しの通り全然ダメでした。いつもいつも誰かに「治して欲しい!」って思ってましたから。残念ながら、私がアトピーに連戦連敗した理由もここにあった気がします。

本気でアトピーを治そうと思えば、やはり自らアトピーと向き合わなくては。 振り返ってみれば、結局アトピーとの戦いは自分との戦いだったのです。くどいようですが、アトピーはとことん自分で治す病気です。そういう意味では、事前に「己を知る」ことが大切。そこで「己を知る」と言う意味で、私なりに目安を作ってみました。 参考にしてみて下さい。

アトピーのランク