18 アトピーを確実に治すための食事

遺伝、ストレス、環境など、アトピーの要因は必ずしもひとつではありません。しかし私の知る限り、食事はアトピーを治す上で決定的な意味合いを持っています。

事実、子供のアトピーなら食事の量と内容を見直すだけで治ってしまいます。実際、私の同級生の子供達は皆、これでアトピーを治しました。

大人のアトピーとなると事情は少し異なりますが、それでも食生活が占めるウエイトに大きな違いはありません。

ところが多くのアトピー患者はまだこの事実に気付いていません。いや気付いている人もいますが、 私から見ればその度合いが浅いのです。

では、 どうして食事がそれほど大切なのか?なぜ食事がそれほど決定的な意味を持つのか?

ここをご理解頂くために、私なりにそのカラクリを説明します。

アトピーのカラクリ

まず空の一斗缶を思い浮かべてみて下さい。そう。一斗缶です。で、次にその一斗缶の中でゴミを燃やしましょう。

燃やすのは電話帳とか辞書等の部厚い本。で、一斗缶の下の方に少し大きめの穴を開けて下さい。こうすることで空気が通り、燃えやすくなりますから。

では火を点けます。
おっと!辞書に直接火を点けて投入?いやいや、そんなことしませんよね?消えるやん。普通、電話帳をいちいち破り、丸めてから火をつけますよね?

で、面倒だけどこうしている間に火力も強くなり、少しくらい分厚くても焼けるようになるのですね。これが完全燃焼。後は灰になるだけ。

ところが紙を丸めるのが面倒になり、分厚い辞書をそのままバサッと投入。すると?火、消えますよね?いくら火力が強くても燃焼に必要な空気も無いし。これが不完全燃焼ですね。

不完全燃焼。不完全燃焼。不完全燃焼。

私が思うに、アトピーの本質はこれ。(単純)
つまり食べ物がきちんと消化されないまま体内でくすぶっている状態。要するに「老廃物」。

これが便としてスムーズに出ないから皮膚&呼吸で出そうとする。で、肌が痒い&口が臭い。

だから食べた分だけしっかり排泄されれば問題ないのです。

実際、爽快感を伴った便通が続くと、皮膚の炎症(赤み)は目に見えて薄くなる。で、それと同期するように痒みも鎮静化する。

炎症が改善する過程は目で確認できるので、そこは実感を伴って「治ってる!」となりますよ。

では代謝を良くして不完全燃焼の状態を解消するにはどうすれば良いのか?

これには二つあります。
先ほどの例で言えば、まずは投入する紙の量を制限する。これが少食にする意味です。

で、もうひとつは紙の形を小さくする。こっちが良く噛むことの意味。以上のふたつです。なのでアトピーを治すには少食にして、とにかくよく噛むことが重要になるのですね。

もちろん「何を食べるか?」も大切ですが、それは次の話。例えば電話帳や辞書ではなく、枯れ枝や落葉なら?って話ですね。また空気穴の働きは酵素の役割と似ていますよ。

食事の基本は「お腹減った!」

本題に戻ります。

ここからは超重要。サーっと読み飛ばさないで下さいね。で、アトピーを本気で治したいなら食事に付いては柔軟さが大事です。固定的な思考はかえって邪魔ですから。

  • 「~するべき」
  • 「~しなくてはならない」
  • 「~は良くて、~は悪い」

このような思考では続きません。そう。続かないのです。継続できなければアトピーは治せませんからね。ではどうするか?

物事の「本質」を見ます。
これがアトピーを治す過程で私が学んだ教訓です。

では食事の「本質」とは何でしょう?

例えば、3台栄養素であるタンパク質、炭水化物、脂質をバランスよく摂取する。ビタミンやミネラルの補給を怠らない?う~ん。

ある時、東南アジア(タイかベトナム?)の僧侶の一日を紹介した番組を観て驚きました。彼らの食事は一日一食。午後からは何も食べない。

しかもその内容が超シンプル。僅かなお米とマメ類中心の野菜のみ。それをさーっと茹でるだけ。(これが料理?)

栄養学のカロリー摂取量からすると、生存しているのが不思議。でもここのお坊さん達。肌の色艶も良く健康そのもの。

「なんで?」「これ、番組製作会社のやらせ?」
でもお坊さん曰く「これで元気」。で、「乳製品を摂るとお腹の調子が悪くなる」と。

「ウソやろ?」と思いつつ藁にもすがる思いの私。自分なりにマネてみることに。でも一日一食なんて到底無理。で、とりあえずやってみたのがコレ。

  • お腹減った!と感じてから食べる。
  • お腹が減ってないなら食べない。

これ、今も続けていますが、すごい効果。アトピーにもダイレクト&確実に効きます。多分、これが「食べる」ことの本質なのでしょう。

よくよく考えてみると、ビタミンやミネラルなんてのは便宜上、人間が頭で考えた思考の産物。その証拠にタンパク質やビタミンを直接体感することは出来ませんから。

一方のお腹減った!

これは人が頭で考えたものではないので直接体感できます。でも誤解しないで下さいね。栄養学は栄養学で必要ですから。

ただ私の経験上、アトピーを治すには「お腹減った!」の方がシンプルで分かりやすい。そう言う話ですからね。

知りたいことは全て体が教えてくれる

お腹減った!と感じてから食べる。

このことに異を唱えるお医者さんはいない筈。当然すぎて。でも実際、これを実践している人となると意外と少ないのも事実。あなたはどうですか?

実際、これだけでアトピーは確実に良くなります。これは最初から治る事が分かっている方法で、私はこれ以上確実で安全なアトピーの治し方を知りません。(勝ち戦)

外に解決策を求めなくても、答えは自分の中にあるのです。

お腹減った!と感じてからゆっくり、よく噛んで食べてみて下さい。

ここでのポイントはよく噛むこと。ひと口ひと口、これを意識して下さい。そして細かく噛み砕く。

良くないのは早食い。
早食い、大食いの類は百害あって一利なし。

それから、食事をしている時は今が一番大事な時間と思って食べてみて下さい。後々気付いて頂ければ幸いですが、それは精神論や道徳論ではなく、治すと言う視点からも決してブレていないですから。

さて、最後は食べる量です。

これは次に食事を摂るタイミングによって異なります。普通、一日3食の人が多いです。時間帯でみると朝食7時、昼食12時、夕食19時と言った感じ。

この場合、朝7時から12時までの間には5時間。なので5時間後に「お腹減った!」となる量が適正量。同じく昼食の12時から夕食までなら7時間。なので7時間後に「お腹減った!」となる量が適正量です。

基本は次の食事で「お腹減った!」となる量で、これが快食の基本。

で、この「快食」を続けることで体に変化が出る筈。快食を続ける中でその「変化」をよくよく観察してみて下さい。

この変化を観察することが習慣になると、さまざまな「気付き」を得ます。そう。気付きです。その気付きがあなたの知りたいことを全部教えてくれます。

それは誰かに教えて貰った情報ではなく、あなた自身の直接体験がベースです。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

次は、遺伝に付いて詳しくみてみることにします。

19 遺伝なんて気にしなくてもアトピーを治せる理由